7学科の力が結集されるこの3日間は、シズデにとって特別な日。たくさんの時間と情熱をかけて作品をつくりこの日を迎えました。「持続可能な開発目標SDGs」という新たな共通テーマを掲げ、デザインの力を使ってできることは何かを考え抜いた作品とショー。2,600人を越える来場者を迎え、学びの成果を伝えました。
ひとつとして同じ作品のない空間は、デザインの魅力と可能性で溢れています。なぜその作品をつくったのか、どんなクリエイターを目指して歩んでいくのか、訪れた人たちに伝える度に心に刻まれていきます。
この日、会場はたくさんの思いに満ちています。学びを支えてきてくれた人たちへの感謝の思い。切磋琢磨してきた仲間と共有するかけがえのない時間。信じる道を進んできた自分自身の勇気を称える言葉。未来へ向けて後悔のない一歩を踏み出すために、すべての思いをこのステージで解き放ちます。
モデルとして、映像スタッフとして、後輩たちがショーを支えます。先輩たちの全力を受け止め、その思いを引き継ぎながらまた新しいものを生み出していく。人の心を魅了するシズデの文化は、こうして育まれてきました。
会場を包むたくさんの拍手とまばゆい照明。この風景と感覚は一生忘れることができません。2年間、3年間の成長をかみしめながらそれぞれの道へと旅立っていきます。