文部科学省認定職業実践専門課程
3年制/定員20名
空間だって、デザインで変わる
デザイン・クリエイトする対象となるのは、住空間、商業空間、公共空間・展示空間など、人の周りにあるものすべて。インテリアから建築、外部空間に至るまで、人々のライフスタイルを豊かにするためのデザインが詰まっています。社会に出てからも学んだことを活かし、建築・インテリアの業界で長く活躍できる人を育てます。
- 目指す職業
- インテリアデザイナー/インテリアコーディネーター/建築士/エクステリアプランナー/リフォームプランナー/施工管理 など
- 目指す職場
- 建築会社・住宅メーカー/インテリア業界/家具業界/エクステリア業界/デザイン業界 など
- 取得を目指す資格
- インテリアコーディネーター/建築CAD検定/AFT色彩検定/エクステリアプランナー/福祉住環境コーディネーター/二級建築士※/木造建築士※
※卒業と同時に受験資格取得
主なカリキュラム
1年次
空間デザインの基礎を身につけ、活躍の場を広げるために表現力を伸ばします。コミュニケーションスキルを磨き、チームで働く力を高めます。
- 建築設計製図Ⅰ(60)
- インテリアコーディネートⅠ(60)
- パース技法Ⅰ(60)
- デザインCADⅠ(60)
- 空間デザイン基礎Ⅰ(60)
- デザインアプリケーション(120) ほか
2年次
コンテストや企業コラボなどで実践的な経験を積んでいきます。インテリアコーディネーターの資格取得に挑み、知識と技術の向上に努めます。
- 建築計画Ⅰ(60)
- 照明設計Ⅰ(30)
- インテリアデザイン(60)
- 店舗デザイン概論(30)
- 空間コーディネート実践(30)
- エクステリアプランニング(30) ほか
3年次
より実践的なプロジェクトに関わりながら、人の生活や社会に求められるデザインを考えます。福祉や環境問題をテーマにした課題にも取り組みます。
- マーケティングⅡ(30)
- ライフスタイル研究(30)
- 店舗設計(60)
- 外部空間デザイン(60)
- 建築環境工学(30)
- 卒業研究(360) ほか
産官学連携
住宅のリノベーション、福祉施設や公共空間のデザインまで、企業や地域から提供される課題に取り組みながら幅広い空間デザインに関わります。
建築材料
メーカーのショールームや建築現場を訪問し、本物を見て、触れて、プロから学びます。教科書だけでは得られない質感や特徴を理解します。
建築計画
身につけた様々な知識を応用して、建築を計画します。図面の作成から、イメージを分かりやすく伝えるためのパースや模型を製作します。
アドミッションポリシー[求める学生像]
- 幅広いデザインの領域に興味を持ち、トレンドや多様な文化への追求心・好奇心を持っている人。
- インテリア・建築のデザインに興味関心がある人。
- 人とのコミュニケーションでは人の個性を認め、チームで働く意欲のある人。
- 専門職種への就職に向けて、技術・知識を習得したいという意欲を持っている人。
空間から人の暮らしを豊かにする5つのキーワード
01空間をデザインする喜びを知る感動体験空間をデザインする喜びを知る感動体験
考えたアイデアが本物の空間になる
感動を体験します。
空間をデザインすることの意義や大切さを知る機会が、企業の協力のもとに行う産官学連携です。課題を理解して提案するまでには様々な苦労もありますが、考えたアイデアがプロの手によって本物の空間となって実現することで、形になった時の喜びややりがいを実感することができます。
02実際の店舗で学ぶディスプレイデザイン
まちの中の本物のディスプレイが
学びの空間になります。
産官学連携によって本物のディスプレイが学びの場になります。2022年度は松坂屋静岡店1階売り場のディスプレイデザインをはじめ、テレビ番組の舞台セットなども手掛けました。与えられた条件の中で作らなければいけない現場のリアル感や、求められるクオリティに応える緊張感など、実践だからこそ味わえる学びを経験します。
03基礎を身につける製図・インテリアパース
ソフトウェアを使いこなすだけでなく、
手で描くことも大切にします。
建築・インテリア空間のデザインには欠かせない図面を描く力、読み解く力を養うために、手描きの製図手法を学び、空間認識力を身につけます。また、人にイメージを伝えるための表現技術として、手描きのパースも取り入れていきます。イラストが得意ではない人も、基礎から学ぶことで描けるようになります。
04インテリアコーディネーターの資格取得
資格試験に挑むことで大きく成長。
その知識が卒業後につながります。
インテリアコーディネーターとは、暮らす人たちにとって快適な住空間をつくるためにインテリア提案や助言を行う専門職。資格を取得することでさらに信頼が高まり、インテリアショップや住宅メーカー、設計事務所など様々な場所で活躍することができます。2年次にインテリアコーディネーター資格試験に挑戦し、卒業後はこの知識を活かして二級建築士の取得を目指します。
05企画力・提案力を育む産官学連携
暮らし方や社会のことを考えて
デザインする力が養われます。
卒業生の活躍が企業連携につながり、住宅のリノベーションや福祉に関わる空間、公共空間に至るまで、幅広いデザインに関わってきました。2022年度に実施した産官学連携では、「次世代に向けたモデルハウスの提案」をテーマに様々な多様性をもった未来を想像し、未来に必要と思われる暮らし方を提案。実践的な課題によって、企画力や提案力が養われていきます。