受 賞 作 品
今年度も県内から多くの高校生にご参加いただきました。ご応募くださった皆さま、ありがとうございました。
ここでは、グランプリ・審査員特別賞に輝いた作品をご紹介します。
《募集内容》2019テーマ/ココロはずむデザイン
世界の人々がリスペクトし合う祭典、 「東京オリンピック2020」が開催目前! 勇気と感動が出会う予感にココロもはずみます。 そんな“ココロはずむ”楽しいイメージを、 それぞれのデザイン分野で表現しカタチにしてください。こんなのがあったらステキだなと思う、 ココロはずむデザインアイディアの募集です。
《募集部門》
❶ファッション部門/“いただきます”を身にまとうアイディア
服やアクセサリー、ファッショングッズなどのデザイン
❷雑貨・インテリア部門/“いただきます”のシーンのアイディア
食器や文房具などの雑貨、家具、インテリア空間や環境などのデザイン
❸イラストレーション部門/“いただきます”をイメージするイラスト
“いただきます”のイメージから広がるあなたの世界をイラストで表現してください
❹写真部門/“いただきます”をイメージする写真
“いただきます”のイメージから広がるあなたの世界を写真で表現してください
《応募作品総数》 1,377作品
■グランプリ
部門グランプリに輝いた作品は、審査員の先生やプロのデザイナーの方々の手により、実際の“試作品”として形になります。
❶ファッション部門 グランプリ
作品タイトル 『扇 あおぐ』
《試作品》
《審査員講評》 ファッションデザイナー 髙部 葉子
「扇ぐ」のコンセプト通り、心にぐわんと風を吹かせて躍らせるかぶき者なシューズ。強いインパクトを持ったイラストにグイグイ引き込まれました。躍動する柄や色彩もさることながら、それでいて「和」の域に収まらないモード感も感じます。隆々とした男性の足にも、しなやかな女性の足にも合う、スマートさも持ち合わせたデザイン。 オリンピックイヤーを迎え、日本の伝統意匠がこのようにますます解釈を拡げていくことと期待も感じています。
❷雑貨・インテリア部門 グランプリ
作品タイトル 『Brush Family』
《試作品》
《審査員講評》 テキスタイルコミュニケーター 鷲巣 恭一郎
毎日の習慣に「ココロはずむデザイン」を取り入れたところが良いですね。みんなで同じ方向に傾きながらニコニコしている姿は思わずこちらも笑ってしまいます。洗面所にこんなかわいい歯ブラシが並んでいたら毎日を笑顔で始めることが出来そうです。歯ブラシ本体を差し込むことでキャラクターが完成するというアイディアと、ひとつでも複数でもどんな組み合わせでも成立するデザインが各自のライフスタイルに適合できて素晴らしいですね。
❸イラストレーション部門 グランプリ
作品タイトル 『会場が湧いた』
《試作品》
《審査員講評》 イラストレーター・アーティスト ちばえん
何よりも、見る人にストレートに『ココロはずむ』を伝えてくれる、まさに「歓喜」を表現していて、ワクワクをくれる作品です!!一人一人のキャラクターが今にも動き出しそう、それぞれがキャラに合ったポーズ、Tシャツの柄にいたるまで、楽しい。 イラストレーションは、描く人の心を写します。 描き手が『人』に興味を持って愛すべき存在として描いているところが、とっても骨太な強い作品です!!
❹写真部門 グランプリ
作品タイトル 『邁進』
《試作品》
《審査員講評》 フォトグラファー 萩原 和幸
行く先に広がる青空、まっすぐと伸びた道を、自転車をこいで進んでいく…。なんとも清々しくて気持ちの良い作品です。 季節は夏でしょうか、吸い込まれそうな青空の向こうには、何が待っているんだろう、自転車で風を切りながらペダルを漕ぐワクワクさが伝わってきます。 大胆に空を入れた構図が、その広がりと“ココロはずむ”ワクワク感を強調しています。またデジタルのジャギーが絵画チックになり(加工したのか偶然かは別にして)、ちょっとした空想感をもたらしているのも効果的でした。 デザイン的にも広告で使いやすい素材にもなりうる秀作です。
■審査員特別賞
審査員の先生方、イチオシの作品に贈られる賞です。
❶ファッション部門 審査員特別賞
作品タイトル 『心はずむドレス PonPondoll』
❷雑貨・インテリア部門 審査員特別賞
作品タイトル 『心と一緒にまぁ〜る君』
❸イラストレーション部門 審査員特別賞
作品タイトル 『MASAYUME』
❹写真部門 審査員特別賞
作品タイトル 『太陽に向かって』