初めて任されたのは、ケーキ屋さんのリンゴと洋梨のオブジェでした。使用済みの紙に会社や人の歴史を感じて、シュレッダーにかけた紙を使いました。「これ、なんだかいいねぇ」と思われるような目新しさをいつも目指しています。
ところが、実際に作ってみると思うように固まらない!フワフワに仕上げたいのに、ベタッとしてしまって。糊と水の配合を調整したりヘアスプレー を試したり、そんなことをずっとやっていましたね。頭の中で考えたものが本当にそうなるのか、やってみないとわかりません。実際にモノになる時が一番ワクワクする時です。
シズデ時代は先生や友達からたくさん刺激をもらいました。授業で東京の展示会にバスツアーしたり、市内のお店を見学したりするんです。放課後はよく、先生から教えてもらったお店などを友達と見に行きました。友達とは興味のあることが同じだから、一緒に街を歩いているだけで発見がたくさんあって会話が弾みます。今でも一番仲が良いのはシズデ時代の友達です。
大変なことと言えば、普段からモノの形や素材が気になってしまうこと。果物や野菜ですら形や色で選びます。キュウリだと丸まっている方がいい(笑)。私にとって「仕事=楽しいX 大変」!好きなことだから何事も楽しんでいます。