プロダクトデザイン科3年生が伝統工芸を未来につなげるためのプレゼンテーションを行いました。
静岡市内にある伝統工芸体験施設「駿府の工房 匠宿」とシズデの産学連携の取り組みで、学生たちは施設を利用したり周辺環境を調べたりして、同施設の運営の改良点などを考えました。
学生は施設内のカフェで工芸品のコースターやトレーを活用することで、「SNSで発信したり、日常生活で使う場面を想像できる」など提案。
他にも10代、20代に伝統工芸の魅力を伝えるアイデアが様々な角度から提案されました。
プロダクトデザイン科では、伝統技法やクラフトデザインを学ぶ授業があります。伝統工芸の技術や考え方を現代のクラフトデザインにつなげ、現代の生活に活かしていくことが目的です。
「故(ふる)きを温(たず)ね新しきを知る」
学生たちの提案を参考に、伝統工芸の魅力が伝わり、継承されていくといいですね。