1月19日に2026年3月卒業者を対象に校内模擬面接会を行いました。
実際の就職試験を想定し、グループ面接とグループディスカッションを実施。いつもは自由なファッションを楽しんでいる学生たちもスーツに身を包み、緊張した面持ちで参加しました。
グループディスカッションでは、「働くことの意味とは？」「チームワークにおいて最も大切なことは？」など、実際の就職面接で聞かれる可能性が高いテーマを取り上げ、学生たちは書記やタイムキーパーなどそれぞれの役割を担当しながら、意見を出し合いました。
グループディスカッションの様子
限られた時間の中で面識のない他学科の学生と議論するとあって、とても緊張感がありましたが、それぞれの役割を意識しながら全員で一つの回答を導き出しました。
本校教員が試験官を務め、発表後にはフィードバックが行われました。導き出された回答に正解や不正解はなく、試験官はディスカッション時の積極的な発言や傾聴姿勢（相づちや賛同）などの参加意欲を見ていることなど、学生たちは試験官からのアドバイスを真剣な表情で聞いていました。
グループ面接では、「自己ＰＲ」や「学生時代にもっとも力を入れて取り組んだこと」などについて面接官から質問がありました。
用意していた回答が思い出せなかったり、敬語の使い方に戸惑いながらも懸命に話す学生たちの姿が印象的でした。
「学生時代にもっとも力を入れて取り組んだこと」について質問された際は、在学中に取得した資格についての話をする学生が多く、授業の傍ら自己研鑽のために努力した様子が伝わってきました。
グループ面接の様子
担当面接官からは、「緊張で顔がこわばってしまっている人が多くいたので、表情を柔らかくするように心がけた方がよい」「他の人が話している際にうなづいたり、傾聴している様子が見て取れる方が好印象」などのアドバイスがありました。
今回の参加者にとっては、初めての模擬面接会だったので、面接官からのアドバイスを参考にさらにブラッシュアップして、これから本格的にスタートする就職活動に活かしていってほしいです。