デザインの力を活用する学びの機会として、障がい者に関わる課題には数多く取り組んできました。
その中のひとつが、ファッションショー「Look@me!」です。
卒業制作展「デザイン ア・ラ・モード」等を通じて、ファッションショーを経験し、ノウハウを積み上げてきたシズデの学生たち。
静岡県障害者文化芸術活動支援センター“みらーと”が主催する、障がい者ファッションショーに協力することで、学生たちもここから多くのことを学んできました。
2018年からスタートしたこのファッションショー。
当初はブライダル・ビューティー科がヘアメイクとして参加したのがはじまりでした。
2019年からは、ファッションビジネス科とグラフィックデザイン科も参加し、さらなる協力体制ができあがっていきました。
モデルさんのヘアメイクをブライダル・ビューティー科が、フィッターをファッションビジネス科が、映像・写真撮影をグラフィックデザイン科の学生が担当し、それぞれの得意分野を活かしてショーをバックアップしています。
2020年のショーは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために残念ながら無観客ステージでの映像収録に。
それでも、何ができるのかを考えて行動する大切な機会となりました。
この体験によって学んだことを発揮しながら、一人ひとりがデザインについて考え、社会のためにできることを見つけていきます。
シズデ生がサポートしたショーの映像が、静岡県障害者文化芸術活動支援センター「みらーと」のWebサイトに公開されています。
「Look@me!」のページにぜひご注目ください。